インターネットが生活に欠かせない現代、便利な反面、様々な危険も潜んでいます。中でも特に注意が必要なのが「フィッシング詐欺」。巧妙な手口で個人情報を盗み取ろうとする悪質な犯罪です。もしかしたら、あなたも今まさに、フィッシング詐欺のターゲットになっているかもしれません。
この記事では、フィッシング詐欺の手口と、被害に遭わないための対策を分かりやすく解説します。
目次
巧妙化するフィッシング詐欺の手口:こんなメール、届いていませんか?
フィッシング詐欺は、主にメールやSMSを使って行われます。一見、本物そっくりの偽サイトへ誘導し、IDやパスワード、クレジットカード情報などを入力させ、盗み取ろうとします。最近の手口は特に巧妙化しており、見分けるのが難しくなっています。
有名企業や銀行を装う
Amazon、Apple、銀行など、実在する企業や組織の名前を使って、本物と見紛うようなメールを送信。アカウント情報やクレジットカード情報の更新などを促し、偽サイトへ誘導します。
緊急性を煽る
「アカウントがロックされました」「不正アクセスを検知しました」など、緊急性の高い文面で不安を煽り、冷静な判断力を奪います。焦ってすぐに対応してしまうと、詐欺に引っかかりやすくなります。
魅力的なオファーを提示
「当選しました!」「無料プレゼント!」など、魅力的なオファーで興味を引かせ、偽サイトへ誘導。個人情報を入力させたり、マルウェアをダウンロードさせようとします。
フィッシング詐欺を見破るポイント:怪しいメールを見分けるコツ
フィッシングメールは巧妙に作られていますが、よく見ると怪しい点があります。以下のポイントに注意して、メールの内容をじっくり確認しましょう。
送信元のメールアドレス
@マーク以降のドメイン名が、公式のものと一致しているか確認。少しだけ文字が違っていたり、フリーメールアドレスから送られてきている場合は要注意。
日本語の不自然さ
文法の誤り、不自然な表現、句読点の使い方など、日本語としておかしい点がないか確認。
URLの確認
メールに記載されているURLにマウスポインターを合わせると、実際のリンク先が表示されます。表示されたURLが、公式のものと一致しているか確認。短縮URLは特に注意が必要です。
不必要な個人情報の要求
メールでパスワードやクレジットカード情報などの個人情報を入力するように要求された場合は、フィッシング詐欺の可能性が高いです。
フィッシング詐欺への対策:被害に遭わないために
不審なメールは開かない
少しでも怪しいと感じたら、メールを開かずに削除。
リンクは安易にクリックしない
メール本文に記載されているリンクは、安易にクリックしない。公式アプリやブラウザから公式サイトへアクセスするようにしましょう。
個人情報を入力しない
メールでパスワードやクレジットカード情報などの個人情報を入力するように要求された場合は、絶対に入力しない。
セキュリティソフトを導入
最新のウイルス対策ソフトを導入し、常に最新の状態に更新。
OSやソフトウェアを最新の状態に保つ
OSやソフトウェアの脆弱性を悪用した攻撃を防ぐため、常に最新の状態にアップデート。
二要素認証を設定
ID・パスワードに加えて、スマートフォンへの通知やワンタイムパスワードなど、追加の認証を設定することで、セキュリティを強化。
もしフィッシング詐欺に遭ってしまったら…
パスワードを変更
すぐにパスワードを変更。
金融機関に連絡
クレジットカード情報を入力してしまった場合は、すぐに金融機関に連絡。
警察に相談
被害内容をまとめて、最寄りの警察署に相談。
フィッシング詐欺は、常に進化しています。最新の手口を把握し、適切な対策を講じることで、被害を未然に防ぎましょう。
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